心に悲しみの雨が降っている時には

悲しいことが、起こったらどうするか。それも、ちょっとした悲しみ、例えば、仕事上の失敗、友人からの心ない言葉、片想いがうまくいかなかった、というようなとき。そういう時、どうすればいいか、考えてみました。

人は誰でも悲しい時あります。ここで、気を付けたいのは、悲しい時は、つい、それを感じないようにしてしまう時ありませんか。本当は悲しいのに、それを妙に心の中で否定してしまっているような。

これは、大きな悲しみ、であるとか、当然に悲しむべきとき、悲しんでいいとき、より、むしろ、ちょっとしたことから起こる悲しみについてこういう心理規制が働くようです。

日本の文化として、「人前で泣くな」ということもあるように、悲しみを表現することを良しとしない風潮があります。どうも、それが自分の中で行きすぎて、悲しみを感じることそのものがよくない、とおもってしまう、ということがあるようです。

とはいえ、悲しみを感じないようにする、ということは、実は精神的にストレスだったりもします。心の中で悲しみを押さえつけると別の形ででてきたりもしますし、あまつさえそういう状況が長引いてしまいます。

ので、悲しいときは素直に悲しむ、ということは時として大切です。人前で、というのはあるので、こっそり一人でいるときや心許せる人の前で、悲しむのがいいいかも。

悲しい、ということは心の中で雨が降っているような状況では、と思います。上がらない雨はないように、晴れない悲しみもない、と思います。なので、心の中に悲しみの雨が降っているときは、降るにまかせて、そこをきちんと感じとる、ということが大切ではないかな、、と思います。

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