無意識の力を仕事に活かしてみませんか?

無意識、というと、否定的な文脈で捉えられることが多いです。ですが、実は、人間の生産性は無意識により向上することができる、ということがあります。今回は、無意識の活用について考えてみます。

無意識の力、と言っても色々とあるところですが、今回は、考えに考え、でも、行き詰まっている、そんなとき、ふーっと閃くことを取り上げてみます。ここで、閃くことにより先に進めるようになるわけです。無から閃くのでなく、無意識でも考え続けており、その結果としての閃きが生まれます。

例えば、仕事が行き詰まって、一息ついたところで行き詰まりが取れるようなことを思いつく、悩んでいて決めかねていたところでふと結論が見えてくる、研修資料等作り込んでいてうまくまとまらなくて後回しにしたらまとめ方と思いつく、というようなことがあります。

この閃きを得るためにどうするか。まずは、時間的なゆとりを持って作業に取り組む、ということでしょう。時間に追われていると、無意識を働かせる時間が取れない、ということがあります。なので、行き詰まっても強引に進めるか、うまく結論が出せなくてもとりあえず結論づけてしまう、ということが必要でしょう。

あとは、少しずつ、ということも必要です。研修資料作成の際も、3時間時間をとって取り組む、のではなく、1時間ずつとって、少しずつ進めていく、のがいいでしょう。それと、できるところから手をつけていくと、するするとできなかったところも、なんとなくできていくものです。

あと、一旦は潔く手放すこと。仕事が行き詰まった、悩んで悩んで解がでない、という時は、パッとやめてしまう。それから手を離して別のことを始める、というのがいいと思います。そうして、手を戻したとき、もしくは、そこから離れているときに、思いつくことがあります。

あと、もやもやに耐える、ということも大切です。悩んでいるとき、考えているとき、モヤモヤしたりもします。そういった精神状態を堪えるということですね。もしくは、別に没頭できることに没頭してしまうというのもいいでしょう。

ということで、無意識的に考え解決策等を思いつく、ということを考えてみました。やっぱり、時間がないとどうしようもないので、時間的な余裕を持って、考え事とをした方が良さそうです。

人生のコツ/趣味