観光地では、なぜ、ぼったくりが多いのか?

観光地、ぞくにいう「ぼったくり」とよばれる行為が割と見受けられます。まあ、日本ではあまり聞かないのですが、観光客がよく訪れるようなインドやトルコなんかはよく見受けられます。そんなことが発生するメカニズム等々を考えてみました。

昔々、インドに一人で旅行したときのこと。乗ったタクシーでは自分が提携しているホテルに連れ込もうとする、ガバメントのツーリストインフォメーションだ、というところに連れていかれようとする、やたら高いお土産やツアーを売り込まれたりしました。もちろん、そんな人ばかりではなくいい人もたくさんいて旅行としては面白かったのですが、モノ売りに囲まれたりするとうんざりするものです。これは、インドの例ですが、他にもこういったところはあるようです。

発生理由ですが、まずは、観光客はそれほど現地のことをわかっていないため。もちろん、ガイドブックやインターネット等で情報をとることはできます。とはいえ、金銭感覚や地理感覚はそう簡単に身につかないので、そこのところをうまくつつかれてしまう、ということもある。そうすると、割高なものをつかまされてしまうこともあるでしょう。

また、そういったところだと、取引の信用がそれほど重視されない、ということもありますよね。通常のビジネスでは、継続的な関係が前提となり、また、余りアコギなことをすると、悪評が広まり商売がうまくいかなくなってしまいます。ですが、観光客は継続的な取引関係になく、一回こっきりの取引で、次々と観光客がやってくるため、観光客一人一人と信頼関係を築けなくてもその場でうまく懐に入り込んでしまえば、なんとかなってしまう、ということがあります。

個々としてみると、合理的なのですが、全体としてみれば不合理な結果を及ぼします。というのは、個々にぼった食ったり、だましたりする人は特定できないのですが、その観光地にはそういう人が多くいる、ということになればそこに足を運ぶ人は少なくなることもあるでしょう。そうすると、観光を生業にしている人は困ります。まあ、全体として観光地としての魅力が高ければ、観光客は来るのですが、まあ、マイナス要因になって、それが理由でそこにはいかないという人もいるでしょうね、きっと。

それとともに、そうだからこそ、信用を重んじて商売をする、ということがプラスに働くことがあります。観光客に対して真摯に向かい、誠実に対応して、口コミ等で広がれば、お客さんも増えて、その観光地の中では競争優位性が保てます。よく、「この宿はいい。」とか、「このレストランはナイス」ことが言われたり、本に書かれたりしますもんね。長期的に見れば、信用を大切にする、ということは商売を発展させることにつながります。

やや、まとまりのない文章になりましたが、「観光地ではなぜぼったくりが多いのか」ということを考えてみました。観光客なので、多少高めにお金を払うのはいいのですが、無意味に高い金を払うのはやめたいものですね。

 

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