待ち合せに関するメールをできる限りわかりやすく書く4つの方法

いわゆる、メールに限らず、メッセンジャーやLineしても文字でやりとりすることがあります。注意したいのは、できる限り正確に書くこと。どうしても、会話と比べるとお互いのやりとりが少なくなりがちなので、正確に意図が通じないことがあります。ここでは、特に待ち合せの連絡に焦点を当ててどのようなことに留意すると正確になるか、考えてみましょう。自分も、つい、曖昧な言葉を使ってしまうことがあるので、自戒を込めて書いてみます。

相対的な時間は控える

まず、相対的な時間はあまり使わないようにしましょう。ここで、相対的な時間、というのは、「さっき」、「明日」、「今度の木曜日」、「今週」というように、自分が立つ時間軸でどの時点に立つのかわからない、時間をいいます。例えば、「明日」といった場合、メールを書いた人は3月18日に「明日」という言葉を使った場合3月19日を指すでしょう。一方、受け手は3月19日にこのメールを見たら、3月20日と理解する可能性があります。このように、相対的な時間だとそれぞれが立つ時間により、さす時間帯が異なる可能性があります。

ここでは、具体的な時間を指し示すといいでしょう。この場合だったら、3月19日にメール文中に書けば、こういったミスは少なくなります。もちろん、受け手がメールの送信日時を見れば、いつを指すのかわかるのですが、きちんと書いた方がいいでしょう。

略称は控える

次はできる限り、略称を控えましょう。「養老乃瀧」で飲むなら、「養老」とか略さず、きちんと「養老乃瀧」、と書け、ということです。略称は地域性、職業、会社、年齢によって、知っているかどうか異なります。スタバ、であれば知っているだろう、と思いがちですが、ご高齢の方であれば知らない可能性だってありますよね。やたら正式名称が長い例であれば、(例えば、「バンコク」や「寿限無」等)であれば、端折るのもありですが、できる限り、略称は使わないほうが通じやすいでしょう。明らかに略称が共有されている場合は、略称を使ってもいいでしょうが。

待ち合わせは具体的に

待ち合せの場所の指定はできる限り、具体的にする。行けばわかるだろう、では、広すぎた場合とか、どこで会うのかわかりにくかったりします。例えば、「松本駅で待ち合わせね」、というより、、「JR松本駅の改札の前にあるスターバックスで」というほうがわかりやすいですよね。さらに、わかりやすさを追求するなら、スターバックスについて、まだ、相手が来てなさそうな時には、どのあたり座っているか伝えると、よりよいでしょう。

東京の人にわかるような例でいえば、「はちこー前」というより、「はちこーの近くにある電車の先頭」といったほうが、待ち合わせはしやすい、ということです。さらに、画像まで送れば、まず大丈夫でしょう。

ちなみに、駅は要注意で、東京駅、といっても、JR東京駅なのか、丸ノ内線東京駅なのか、東西線東京駅かで変わってきます。それと、「改札」は駅によって複数あるケースもあるので、どの改札かは明確化しておくといいでしょう。

位置情報は複数用意する

待ち合せの場所について、可能であれば複数用意しておきましょう。例えば、お店で待ち合わせる場合。その場合は、店の名前(もちろん正式名称で)、住所、URL、電話番号があればいいかな。実は、以前、飲み会の時に、リンクだけ送ったらリンクが切れていて、場所がわからなかった、ということがあったので、それ以来、このくらいの情報を事前にお伝えしたおくことにします。

ちなみに、飲み会の場合は合わせて予約者の名前と電話番号を書いておきます。そうでないと、お店に入ったとき、誰の名前で予約したかわからないと、入り口でまごつくことになったりもするので。あとは、すでに予約したのか、それとも予約していないのか、も伝えておくと、聞いたほうは安心してつくことができます。

まとめ

今回は待ち合わせを例にとって、どうしたら相手に伝わるか、ということを考えてみました。せんじ詰めれば、できる限り、正確に具体的に書く、ということになろうかと思います。「これでわかるだろう。」は、相手に対する甘えなので、面倒臭がらず、きちんと説明するようにしましょう。

 

 

 

 

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