公認会計士が勧める、税務を勉強するために読むべき書籍(4)~ひとり社長の経理の基本

前回は、事業承継、という割と特殊なテーマを扱ったので、少し、基本的なテキストに戻ります。今回、とりあげるのは、「ひとり社長の経理の基本」という本です。ブロガーとしても有名な井ノ上さんが書かれている本なので、ご存じの方も多いのではと。... 続きを読む
会計/税務/監査

会計士と税理士の、会社を見るときの視点の違い

会計士と税理士、同じように会社の数字や会計について携わっているものです。会社の数字を見る際、どういうところを見ているか少し考えてみました。なお、ここでいう会計士は財務諸表監査に従事している人、税理士は典型的な中小規模や個人でしている税理士を指します。... 続きを読む
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公認会計士が勧める、税務を勉強するために読むべき書籍(1) ~よくわかる税法入門

先日は、申告書の書き方や流れを学ぶためには、問題を解いてみることが有効だ、という投稿をしました(詳細はこちら)。とはいえ、申告書の数字の流れだけわかっても、片手落ちでやはり、税務の基本的な理論について抑えておく必要があるでしょう。その中でも、私のおすすめをいくつかあげておきます。... 続きを読む
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節税、魅惑的な響きですが、踏み込む前に目的を考えよう!

税理士になった時に初めて意識するのが節税。やっぱり、お上に税金としてお金を持ってこられるのは嫌なことですよね。とはいえ節税、やみくも行っても仕方がありません。その前に、なんのために節税するのか、考えてみましょう。ここでは、法人税のように企業の所得にかかる税金に関する節税を前提とします。... 続きを読む
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経営者か職人か~会計人として独立したときの方向性

職業会計人、公認会計士や税理士が独立する、という場合は、職人として生くべきか、それとも、経営者といくべくか、という二つの方向があります。得失はどちらもあるのですが、大切なことは自分はどちらを志向するか考えるべきでしょう。... 続きを読む
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公認会計士としての Noの言い方~監査クライアントの相談に対して否定的な意見を言う際には

会計士として、監査業務に従事していると、クライアントから会計処理等について相談を持ち掛けられるときがあり、時にはお客さんの意に沿わない回答をすることもあります。また、監査をしていて発見した事項について修正をお願いすることもあるでしょう。そんなとき、どういうふうに回答すればいいか、考えてみました。... 続きを読む
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公認会計士から税理士へ転向す~実際に書いてみて税務申告書の流れをつかもう!

公認会計士として監査をしていると、税務申告書を読む機会というのはちょいちょい出てくるものであり、なんとなくは読めるものです。とはいえ、監査をしている以上、税務申告書を書く機会はなく、税理士として実務をするには若干不安を覚えるところですよね。そんなときどうするか、記してみることにします。... 続きを読む
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ストレーツタイムズからアジアをのぞく(1)~シンガポールで次に上がる税金はなにか

従前までは、「アルジャジーラから世界をのぞく」という連載をしていたのですが、今回からストレーツタイムズに変えることにします。変えた経緯は別の機会にすることにして、今回はシンガポールにおける税金問題を考えてみましょう。前段は記事の要約、後段は解説等を書くようにします。... 続きを読む
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公認会計士から見た税務申告書~税務申告書と監査調書の意外な共通点に気づくと税務申告書が勉強しやすくなりますよ

先日、税理士登録をしたこともあり、税務についての勉強を粛々と進めているところです。もちろん、その中には税務申告書の書き方というのも含まれています。そんな中、税務申告書と監査調書、意外と似ているところがあるなー、というところを書いてみます。... 続きを読む
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税理士に登録したこと、公認会計士と税理士の共通点、それと、このブログのタイトルを変えるかどうか

2017年3月下旬、ついに税理士として登録されることになりました。今まで、登録していた公認会計士と先日登録された税理士、似通った部分記してみることと、おまけにブログのタイトルを変更するかどうか、を考えてみます。... 続きを読む
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アルジャジーラから世界をのぞく(1) ~ドナルド・トランプ氏の2005年の納税額、メディアに漏えいか

さて、世間では春、なにかを始める季節だ、ということで、新しい試みとして、アルジャジーラから世界をのぞく、というテーマで連載をします。内容は、毎週末、Aljazeela Englishから気になる記事をとりあげて、それを紹介しよう、というもの。第1回めの連載は、ドナルド・トランプ氏の過去における納税額の漏えいについて。... 続きを読む
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ネットで規制や税制を調べるときに注意したいこと~いつ、誰が、どのようにを意識して

会計や税務を業としていると、時として特定の事象にかかる規制や税制を調べる必要があります。私も、ちょいちょい、そんな機会があり、キーボードをたたいていたことがあります。その時に注意したいことを考えてみました。ポイントは信頼性の確保と目的に合ったかきぶりです。... 続きを読む
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簿記はスポーツだ!~「知っている」から「できる」に変えるためには

私が、会計士時代に簿記を勉強していたときに言われたのが、「簿記はスポーツだ」ということ。えっ、簿記って机の上に座って、電卓をたたいているだけじゃないの、と思う人はいると思います。それはそうなのですが、この言葉には含意が含まれています。... 続きを読む
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2016年を振り返ってみました!

2016年、みなさんにとっては、どんな1年だったでしょうか。私のほうは、もちろん、うまくいかなかったこと、反省すべきことも多々あるのですが、うまくできたところもあります。ここでは、うまくいったようなことに焦点をあてて、2016年をふりかえってみます。... 続きを読む
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公認会計士としての倫理観、法に従うべきかそうでないのか

倫理観を考えるにあたり、法や規則を守るのか、それとも、守らないのか、ということがあるかと思います。法や規則を守る、ということは正しいことではあるものの、時にはそうでもないような場合もあります。そんなときの公認会計士の傾向を少し考えてみました。... 続きを読む
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会計のプロフェッショナルなら本くらい買え!、、と言いたい

公認会計士、世の中では、会計のプロフェッショナル、ということになっております。そのために、日々、業務に必要な知識はアップデートする、ことが求められます。その中でも、本は中心的な知識の源となります。今回は、本との付き合い方についてまとめてみました。... 続きを読む
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会計士のキャリアを監査からスタートすることの意義

会計士のキャリアの始まり、それは会計監査からですよね。ただ、その他の選択肢もあるので、どうするか悩む人もいるかと思います。会計士になったら、まず監査、というのは当たり前なことですが、あえて、少し深掘りしてみることにします。... 続きを読む
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財務諸表から10分で会社の状況を読み取る方法~損益計算書編

財務諸表、これを時間をかけてみると、色々なことがわかります。数字を横に並べたり、比率をとったり、同業他社の数値と比べたり。ただ、そんなに分析している時間をとれないよ~、ということもあるでしょう。そのため、時間がないときに財務諸表をどう読むか、ということを考えてみます。... 続きを読む
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公認会計士のキャリア論:会計監査からアドバイザリーに転向したときの留意点3つ

公認会計士としてキャリアの一つとして、会計監査からアドバイザリー(コンサルティング)に異動する、ということがあると思います。比較的、よくありがちなキャリアプランではあるのです。そうはいっても、仕事を変えるため、その方法や進め方も変わり、それが思わぬ負担となることがあります。今回はその点について触れていくようにします。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(14) ~統制活動、財務分析/予算対比

中小企業でも知っておきたい内部統制の知識、引き続き統制活動をお送りします。今回は、細かくチェックする、というより、むしろ、上から俯瞰するということで、財務諸表の全体的な分析により財務諸表の概括的な妥当性を確認することをとりあげます。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(11) ~統制活動、現物管理

引き続き、統制活動を。今回取り上げるテーマは現物管理ついてです。現物管理、例えば、在庫、固定資産、現金、預金、手形、等々いくつかあります。これらは全て会社の大切な財産でありなくならないようにきちんと管理する必要があります。具体的な方法についてまとめてみました。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(10) ~統制活動、承認の機能、見直し

さて、中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、10回目となりました。今回も引き続き、統制活動の具体例、ということで進めていきます。今回は承認の役割、つまり、承認することがどのような意味合いを持つのか、ということです。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(8) ~統制活動、会社のルール/手続は目的/リスクに即して設定する

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、いよいよ、統制活動です。統制活動、会社の管理活動の中心であり、今後は具体的な管理手法にふれていくことになります。今回は、概念的な議論をします。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(7) ~リスク評価、リスクの評価及び洗い出し

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、7回目の今回はリスク評価ということをとりあげます。企業活動を行うにあたっては、リスクを制御していかないといけないのですが、これについてどう対応していくか、ということです。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(6) ~統制環境:社風、組織風土、理念

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、いよいよ、内部統制の構成要素に入っていきます。構成要素、と書くとわかりにくいのですが、管理方法の分類、とらえていただければ、と思います。COSOの分類では統制環境、リスク評価、統制活動、情報と伝達、モニタリング活動の5種類があります。今日は、そのうちの一つ、統制環境から。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(4) ~不正のトライアングルと対処方法(機会)

企業内で、時折、不正が行われることがあります。不正といえば、粉飾などの会社ぐるみで行われるものと、横領のように個人レベルで行われるものがあります。中小企業の経営者としては、横領のような個人不正のほうが気になるところでしょう。どちらにしろ、会社もしくは関係者に非常に大きな影響を与えます。このような不正について要因と防ぎ方をまとめてみました。... 続きを読む
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税金をめぐる正義を考える~多国籍間の税金軽減策をめぐり

多国籍企業だと、ロイヤリティーの取引をアイルランドやオランダを経由する、というスキームを利用して、税金を大幅に軽減するということをしています。例えば、グーグルでは、実効税率が2.4%という話をききます(http://www.assioma.jp/?p=4985)。ここでは、スキームの詳細ではなく、この取引にかかる各当事者の正義、を考えてみます。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(3) ~目的(業務、報告、コンプライアンス、資産の保全)

内部統制の目的、とはどんなものがあるのでしょうか。米国トレッドウェイ組織支援委員会(COSO)という団体が内部統制の統合的枠組み、という報告資料を提示しています。そこの資料に沿って(一部乖離しますが)検討してみます。なお、今まではわかりやすく「管理」という言葉を使っていましたが、今後は「内部統制」という言葉に変えるようにします。... 続きを読む
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中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(1) ~ その意義、必要性、実質重視

新年あけましておめでとうございます。昨年までは、会計税務関連ということで「会計学とその近接領域」を連載していましたが、今回からは別の規格を。中小企業であっても、内部統制ということを知っておくと有用ではないか、ということでそのことを記すことにしました。... 続きを読む
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会計学とその近接領域 (21) ~ 会社法:会計との関連

会計学とその近接領域、今回は会社法と会計との関連を見てみましょう。会社自体は、株主や債権者に対して報告する義務があるため、財務諸表(会社法では計算書類等といいますが、以下では財務諸表と表表記することとします)。... 続きを読む
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会計学とその近接領域 (20) ~ 会社法:中小規模の株式会社にかかる規制実務

今回で、20回目となった会計学とその近接領域。前回は、株式会社は資金を多く集めて大規模な事業を行う、ことを目的として設立される会社である、と書きました。ただ、実際は法が予定する大規模な会社ばかりではなく、規模が小さい会社もあります。そういう会社にかかる規制実務を見てみましょう。... 続きを読む
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